漫画はフィクションに最適な作品形式、だと思う

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/51430759.html
バクマン。ネギま!も苦手な部類に入る漫画だが、内容には共感できる。


それよりも、「計算されている」と分かり切ってる話の何が面白いんだ?といつも思うんだが、どうだろう。
私が映画よりアニメより漫画が好きな理由の一つは、「誰も演じていない(映画には役者が、アニメには声優がいる)」からだ。実際にはキャラクターの行動は作者(漫画家)によって制御されているわけなので、それを感じさせない作品がつまり好みの作品となる。逆に作者の影響を強く感じる作品は苦手。冒頭で挙げたような作品では、内的要因(台詞が説明的、キャラクターがテンプレ的等)や外的要因(作者ブログ等)などいろいろあるが、何かのきっかけで作者の存在を強く意識してしまったんだと思う。
また、同様に演者のいない小説よりも漫画の方がより好きな理由は、小説には常にナレーター(説明役)という名の作者が出張ってるから。
とは言え、「絵」である時点で現実離れしている、と言われたらそれまでだが。自分はもう随分漫画を読んできたせいか、その辺は全く気にならなくなったけども。