二つの恋が交差する 竹宮ゆゆこ&絶叫 『とらドラ!』#1

とらドラ!(1) (電撃コミックス)

とらドラ!(1) (電撃コミックス)

買ってからだいぶ経ってますが、今さら感想。


超弩級ブコメ”でググると一番上に出てくるこの作品ですが、その名に恥じない内容です。
主人公とヒロインにそれぞれ想い人がいてお互いの恋を応援する、っていうのは個人的にはあまり馴染みのない設定ですが、面白くなりそうなだなとは思わせてくれます。なりそう、っていうのは、正直1巻だけでは判断がつきかねるからです。いい所で終ってるし。あと、予め原作がラノベだって知ってると、若干物足りない気分になりますよね分量的に。だったら最初から原作買えって話ですが(ー ー;


以下気になったこと。

  • 主人公の顔怖い設定は今後活かされるのだろうか。まあもう活かされてるとも言えるか。近寄りがたいからこそ、妙に近しい大河との仲を疑われたわけだし。ただ、正直なぜあんなに怖がられてるのかわからなかった。北野君(エンジェル伝説)とまでは言わないけど、もうちょっと怖い顔でもよかったかも。行動からは怖さを感じないし。
  • 主人公の母親はちと苦手。文章で読むと萌えてたかもしれないけど、絵がつくとなんか生々しい(?)
  • 巷の感想を読むと結構ギャグ描写に力を入れているような印象があるんだけども、1巻を見る限りそんなに笑えるシーンはなかった。1巻は元からそうなのか、コミカライズの過程で削られたのかはわからないが。


交差する二つの恋の行方と、その交点に生まれるもの。その辺りに期待して次巻を待ちたいと思います。
アニメが始まったら原作に手を出しそうな気がするなー。過去の例から考えて(笑