みんな(アンチも)肯定されたい

ニコニコ動画が言い続けた「アンチ集合知」とは何だったのか - Attribute=51
「好きなものが褒められている」=「自分の価値観が肯定されている」
というのはまさにその通りだと思います。ニコニコではアンチや荒らしが活動し難いというのも。まあ、アホみたいに荒れてる動画もあるにはあるんですが(例:http://www.nicovideo.jp/watch/sm1383885


ただちょっと思ったのは、
「嫌いなものが貶されている」というのもつまるところ「自分が肯定されている」わけで、

使い手が「あそこのサイトに行くと気持ちいいから、またアクセスしよう」と思うサービスがおいしいよ。

アンチだらけの空気も、アンチの人にとっては「気持ちいい」んじゃないかなと。なのでこの先もしかしたらそれに特化したサービスが出来やしないかと、軽く心配になった次第です。まあニコニコにも局部的には存在するみたいですが。


話は変わるんですけど、ニコニコについて考えるときいつも思うのが“w”という文字の偉大さ。もしもこの文字がなかったとしたら・・・考えただけで背筋が凍えます(「吹いたら負け」タグの動画ばっかり見ているからだろうか?)。
世界のナベアツ by ニコレゲおっさん劇場 エンターテイメント/動画 - ニコニコ動画


(追記)同じようなこと書いてる人がいた→http://d.hatena.ne.jp/y_arim/20071213/1197521756
結局ニコニコは好きにしろ嫌いにしろ“マジョリティにとって”心地良い空間ってことですよね。少数意見はあっという間に潰される。