0点でも満点少女 〈オニデレ 第41幕『100点大作戦』〉

2度目の傑作認定

ミヅキというキャラのウリは、例え他キャラがメインの話であっても気にすることなく好き勝手な行動を取る、その自由奔放さにあります(関連)。オニデレの醍醐味の一つは(言うまでもなく)サヤの過剰なまでのデレですが、もう一つはこのミヅキの自由さにこそあると私は思いますね。この作者以外には絶対に書けないと思う部分です。今週はとにかくその自由さが爆裂しててとんでもない面白さでした。私の好み的には第28幕の方がお気に入りなんですが、キャラが増えて関係性も変化している分、一般的な評価は今週の方が上かもしれません。
小ネタも相変わらず冴えていて、サエコ(ケンヂの秘書)が教師だったり、「0点に限りなく近い100点」っていったい何だ?と思ったり。モモが99点取ってたのもさりげに新情報。サヤが98点なのはまあ、彼女の家柄を考えれば納得ですが。会長の学ラン姿に見惚れるユナも可愛かったなー。サヤが可愛いのはもはや当たり前なので敢えて書きません。
あとは髪を下ろしたミヅキの可愛さは異常。そして是非その「ひっしょお」ハチマキを僕にください。