読者サービスの憂鬱

(1/12 ちょこっと改変)
ちょっと考え込んでしまった話。


自分の友人に咲夜スキーな後輩がいるんですが、つい先日その彼がサンデー6号を読んで興奮気味にこう言って来ました。
「何すか今週のハヤテ!バニーでしかも破れるとか、最高じゃないっすか!NASAにお礼言ってきます!!」(意訳)
それを聞いた私は最初、
「最近咲夜のこういうサービスシーンってなかったし、咲夜ファンとしては喜ぶのも無理ないかなぁ」
とまぁ普通に思ったのですが、しばらくしてふと思ったのですよ。
「好きなキャラが脱がされるのって、嬉しいか?」
と。
自分は今までそのキャラを目当てにその作品を読むほどに特定キャラを好きになったことがないので良く分からないのですが、これがもしリアルの話だったら正直手放しでは喜べないというか、むしろ若干凹むように思うのですが…。

まぁ漫画は漫画、現実は現実と言われればそれまでなんですが、漫画だからと言ってそのキャラクターの不幸を手放しで喜んでいいのか、それって“ファン”と呼べるのか、そこんとこ皆はどう考えてるんだろうと疑問に思ったので書いてみた次第です。
ちなみに個人的には、今週のサキさんのシャワーシーンのような「見ているのが読者だけ」な状態は気になりません。咲夜バニーは漫画内の不特定多数に見られており、本人が明らかに嫌がっているから気になったわけで。
でも、もし今回の話で咲夜を脱がすのがNASAの技術でなく見知らぬ男だったりしたら咲夜ファンも流石に不快感を覚えそうだし、程度の問題なのかな……今週が気になったのは単に私がハードル低いってだけで。