このマンガがすごかった！2008 番外編

このマンガがすごかった！2008の続編。
ここでは、

• ベスト10に入りきらなかったもの
• 既に完結した作品で今年知ったもの
• まだ話数が少なく、面白いと断言はできないが気になるもの

などを主に紹介していこうと思います。

• 金色のガッシュ！

金色のガッシュ!! (1) (少年サンデーコミックス)

言わずと知れた大人気作品ですが、実は読んだことなかったんですよね。例の騒動をきっかけに手にとってみたところ、見事にハマりました。熱くて泣ける、理想的な少年漫画だと思います。流石は藤田和日郎の弟子といったところ。2009年には、新天地でのご活躍を是非ともお願いします。

• Y十M 〜柳生忍法帖〜

Y十M(ワイじゅうエム)~柳生忍法帖~(1) (ヤンマガKCスペシャル)

これも一時期ハマってたなぁ。とにかく十兵衛がカッコよくて、堀の女たちが健気で可愛いです。テーマが仇討、舞台が江戸時代なので結構内容が過酷です（エロとかグロとか）が、基本的には勧善懲悪・ヒーローものなので読後感は悪くないと思います。1巻が受け入れられるかどうかの壁かな。あとラストがちょっとあっさりし過ぎてる感はありました。

• お茶にごす。

お茶にごす。 1 (少年サンデーコミックス)

ベスト10には入りきりませんでしたが、今年かなり輝いていた作品だと思います。来月、再来月あたりに出るであろう7巻は今までで一番の一冊になりそうな予感。運動会編とか最高でした。

• ドロヘドロ

ドロヘドロ 1 BIC COMICS IKKI

これもベスト10に入っていておかしくない作品なんですが、10巻くらいから読んでないので除外したんですよね。別に飽きたわけじゃなくて、それまで貸してくれてた人が遠くに行ってしまって（＾＾；）だったら買えばいいって話ですが、如何せん値段がね…。通常の値段なら余裕で揃えてるんだけどなぁ。まぁ来年はどうにかこうにか揃えたいです。

• 百舌谷さん逆上する

百舌谷さん逆上する 1 (アフタヌーンKC)

『オニデレ』『神のみ』『謎の彼女X』などラブコメが豊作だった2008年ですが、その中でも異彩を放っていた本作。ついに病気にまでされてしまったツンデレが、小学生同士の不器用な恋愛にさらに拍車をかけていて楽しいです。ただ、まだコミックスが1冊しか出ておらず、掲載誌であるアフタヌーンも読んでいないので、時期尚早かなと思いランキングからは外しました。来月に2巻が出るようなので、楽しみに待ちたいと思います。

• セルフ

セルフ 1 (ビッグコミックス)

『ハクバノ王子サマ』を円満に終了した朔ユキ蔵が今年世に送り出した奇作。まだまだ始まったばかりで、これからの展開次第ではどう転ぶか分かりませんが、非常に気になる作品ではあります。個人的にはコメディ路線で行って欲しいんですが、シリアス路線もそれはそれで気になる…。つい先日昨日単行本第1巻が発売されましたので、興味のある方は是非。

• 図書館戦争シリーズ

図書館戦争

最後にこれだけは紹介しておかねば……ご覧の通り漫画でなく小説ですが、コミカライズもあるしいいかなーと（爆）巷では戦争モノとしてのディテールがどうとか言われてますが、そんなの知ったこっちゃないです。とにかくラブコメとして素晴らしい。理想的。私としては原作小説がお薦めですが、漫画版も評判が良いようなので、そちらを読んでみてもいいと思います。ハードカバー高いもんなぁ…。

その他、特筆するほどではないけれども例年通り面白かったものとしては、

• 結界師
• もやしもん
• ピューと吹く！ジャガー
• BAMBOO BLADE

等々。
全体としては、かなりの当たり年だったと思います。