旅の〆は笑顔で 〈オニデレ第22幕『最高の思い出 後編』〉

先週に引き続き山で遠足中の一行。『最高の思い出』というサブタイトルに反してここまでずっと浮かない顔だったサヤ、果たして今週は念願叶って正と二人きりの遠足をエンジョイできるのか?…という22話。



洞窟にサヤ&サキ二人きりの状況が冒頭数コマで終わったのは少し残念だったけど、この世界で言えばこうなるのが自然でしょうな。今思えば、先週サヤがクマごときに吹っ飛ばされたことの方が不自然な気さえする(笑
この漫画はその絵柄の簡素さに比べて1コマ当りの情報量が非常に多い所が特徴だと思っているんですけども、今週は比較的仕込みが少なかったかな。その分話の筋はしっかりしてたように思いましたが。
正はほんと男前だなー。この漫画に関しては、ハーレムやら三角関係やらは全く必要ないですね。この二人の間に割って入ることがどれほど不粋か。これで面白くなかったら「勝手にやってろ」となってしまうところですが、面白いので全く問題ないです。みんなも一緒に正とサヤを応援しようぜ!!
…話は戻って本編、ラスコマのモモの演出は良いんだけどパッと見で何をやってるのかわかりにくかった。だから柱に説明が入ってたんだろうけど。しかしモモはどういうポジションなんだろう。スパイとして鬼頭集に居るようなのに、サヤと正の仲は応援しているようだし。まぁ、それより何より早く喋って欲しいです(笑
そして〆は予想通りだけど期待外れではないサヤの笑顔。これが見たくて読んでるんだよなー。