とらドラ! 1〜8

とらドラ!1 (電撃文庫)

とらドラ!1 (電撃文庫)

とらドラ!〈8〉 (電撃文庫)

とらドラ!〈8〉 (電撃文庫)

ふむむむむ。


もともとコミカライズ版に先に手を出しておいて、まあまあだったけど原作には手を出さずにコミックス待ちでいいかなぁと思っていたのが、店頭で7巻を軽く立ち読みしたところどうにも止まらなくなってしまったので一気に全巻揃えてしまったわけですが…。
うーん、ちょっと期待と違ったかな…。世間の評価程にはハマりきれなかったなというのが正直なところ。各巻一回ずつくらいしか目を通してないので、読み込めば印象が変わる可能性も無きにしも非ずですが。
とりあえず、キャラクターが好きになれなかったのが一番大きい。なんとゆーか可愛げがないんですよね。主人公の竜児からしてそうですが、思い込み・決め付け・価値観の押し付けが目に余る。もう少し謙虚に生きるべき……とまでは言いませんが、ちょっとなぁ。まぁ、だからこそその辺のヘタレ系主人公じゃできないような思い切った行動ができるのでしょうが。
集める切っ掛けとなった7巻も、前情報なしで読んだ時は「こいつぁヤバイ」と思ったもんですが、1巻から6巻まで読んでから読むとそうでもなかったり……普通は反対のはずなんですが。
とは言え、面白いか面白くないかと言われたら面白いと言う外ないのは事実。8巻もすげー気になるところで終わってますし、続きも買う……かな?


とらドラ!
大河役の声優に不満の声が多いですが、そもそも釘宮ボイスはルイズより大河みたいなキャラに合っているとアニメ初心者の自分なんかは思うんだけどなぁ。アニメのルイズは原作ルイズの高貴さが微塵もないし。