ゼロの使い魔 11 追憶の二重奏

母ちゃんどんだけ強いねん。


で幕を開けた最新巻。巻を追うごとにルイズの可愛さが・・・もう鼻血もんですよ。そしてそれに負けないくらい才人がカッコいい。『ヒロインの可愛さ』もだけど、こと『主人公のカッコよさ』に関してはこういうジャンルの作品では他に類を見ないんじゃないだろうか。つってもラノベのラブコメには全然詳しくないんだけれど。
だんだんヒロインがルイズ一本化してきた今巻では、アンリエッタがサイト争奪戦線を離脱(たぶん)、入れ替わりにタバサが参戦・・・したかに思われたけれども、たぶん本格的なものではないだろう。一見ハーレムだけど、ヒロインの誰もがもうルイズの勝ちを認めてるんじゃないかな。シエスタだけは「それでもいい」って思ってそうですけど。
この巻でも、

「母が言ってました。必要以上に若い子が好きな男は、将来やらかすよって」
「でも、そんなやらかすであろうサイトさんが・・・・・・、わたし・・・・・・」

という名台詞(迷台詞?)を残した彼女、なんだかもうギャグ要員?いやいやまだまだチャンスはありますよきっと。
なんだか全然内容に触れてませんね・・・。まあ本格的に何かが起こるのは次巻以降かな。しかし、才人が元の世界をあまり思い出さないことにちゃんと理由があったとは・・・驚きました。ということはもしかすると、ハヤテのごとく!のハヤテが両親のことをちっとも思い出さないのにも何か特別な理由(記憶操作等)が・・・・・・あったりはしないでしょうね。でも、「将来の夢」の作文を読み上げるハヤテ少年を見ていると、楽しい思い出だってあったんじゃないかな?って思えてくるんだけどなあ。まあでも最終的にあんな捨てられ方をしたわけで、多少の良い思い出なんかどこかに吹っ飛んじゃってても仕方ないか。・・・って完全に話が脱線してしまいました(汗


とりあえず「萌えとは何か」を知りたい人は、手始めにこの作品を読むことをオススメします。ちなみに最近始まったアニメ版第二期をチラッと見たけど、ルイズがナギにしか見えない・・・(第一期見てないので)