ハヤテのごとく! 漫画キャラの魅力と恋愛

フラグのメモを書いてて気になったことと、それに対する個人的な意見。

  • 恋するキャラは魅力的(常識?)

ヒナギク、西沢さん、ナギなど。言わずもがなですね(^^;

  • 恋するキャラの魅力≒その恋の魅力

つまり、「魅力的な恋」をしているほど「魅力的なキャラ」である、という。代表的な例がヒナギク(人気投票圧倒的第1位)ですね。

  • 恋の魅力≒惚れられる側の魅力≒惚れる側に感情移入できるか

個人的なキャラ萌え論ですが、私が「ワタルに恋するシスター」に萌えられないのは、ただ単にシスターのキャラ魅力が足りないというだけでなく、ワタルを好きになる過程に感情移入できなかったからだと思います。自分は男ですが、ヒナ祭りラストの時計塔のシーンでは「こりゃ俺がヒナギクでも惚れるわ」と思ったものです。
もっと言うなら、
「ヒムロに一目惚れするヒナギク」と
「命を賭けて自分を守ってくれたギルバートに惚れるヒナギク
のどちらが萌えるか?ということです(ヒナギクファンの皆さんすみませんm(_ _;)m)。まあ私は後者というだけで、前者が良いという人もいるかと思いますが(^^;)・・・でも、よくよく考えたら後者もイヤかなぁ(笑

  • 「一目惚れ」には感情移入が難しい

現実にはよくあることなんですけどね。個人的に、創作物中の恋愛にはある程度のドラマ性があって欲しいと思うのです(恋愛をメインとする作品であればなお)。特に、ハヤテのごとく!は一般的に絵が稚拙な部類に入ると言われている(個人的にはそんなことはないけど)ため、外見だけでキャラの魅力を十分に表現するのは難しい、ということもあるかもしれません。

  • 男⇒女には一目惚れが多い

これは、作者が男キャラの恋心を書くことにそれほど積極的でないからだと思います。ただ、一目惚れの中でも一樹なんかの場合は、惚れられる際のナギが十分に魅力的に描かれていたため感情移入できましたが。

  • 準フラグ組のこと

上記のことを考えると、マリア・咲夜・泉といった「準フラグ組」が未だハヤテに恋をしている明確な描写がないのは妥当だと言えます。漫画内の彼女らの視点で考えると、現在までのハヤテとの交流の中にそれだけ(恋に落ちるだけ)の出来事はありませんでしたから(マリアさんに関しては、ナギという抑止力がなければ恋に落ちていてもおかしくないかも)。

  • 最後に

とは言え、もちろん「恋」だけがキャラの魅力ではないと思います。その証拠に、未だ恋愛に積極的でないマリアさんが人気投票では堂々の第2位を獲得していますし。実際私も恋愛の要素を除けばマリアさんが一番好きかと・・・何より面白いですから(笑) ただ、私のように「恋愛」を重視している読者的には、こういう考え方もアリかなー、という。



※個人的・片想いランキング(4/28現在)

  1. 桂ヒナギク綾崎ハヤテ
  2. 西沢歩綾崎ハヤテ
  3. 花菱美希桂ヒナギク
  4. 薫京ノ介桂雪路
  5. 三千院ナギ綾崎ハヤテ*1

次点 西沢一樹三千院ナギ

*1:ナギは自分では片想いと思ってませんからね・・・